開催概要

第109回品質管理シンポジウム

日程

テーマ 顧客価値創造と組織能力強化の連携による企業存在価値の最大化
~これからの品質経営の枠組みの提案~
日 時 2019年12月5日(木)~ 12月7日(土)
会 場 大磯プリンスホテル
(神奈川県中郡大磯町国府本郷546 TEL: 0463-61-1111)
主 催 一般財団法人 日本科学技術連盟
後 援 一般社団法人 日本品質管理学会

趣旨



第109回品質管理シンポジウム
主担当
(一財)日本科学技術連盟理事長
佐々木 眞一
終戦後、荒廃と疲弊の中から出発した日本、戦後まもなく、米国から真摯に品質管理を学び、それを日本の国民性や企業文化に合わせて進化させてきたことにより、経済大国としての名を確固たるものにすることができました。その結果、“made in JAPAN”は現在でも高品質の代名詞となっています。

しかし昨今、多くの企業では品質管理の対象を狭義の品質として捉え、経営トップにとっても、重大な経営の関心事とは認識されなくなっている現状も否定することはできません。

日本の品質管理は1970年代TQMへとTQCから活動の幅を拡げ、狭義の品質(製品サービスの質)からその対象を企業活動そのものの質として進化発展を続け、日本産業のブランド力としての日本品質を確立してきましたが、企業が1990年代バブル経済の破綻、その後のリーマンショックへの対応に追われる中、品質の良さを生み出すプロセスの進化、改革に対して経営トップの関与が薄らいでしまったことが原因と考えられます。

激変する経営環境の中、グローバル競争に勝ち残ってゆくためには「ビジネスモデルで先行し、現場力勝負に持ち込めれば日本の産業はグローバル競争で勝つ力を持っている」と言う日科技連・坂根会長の言葉の通り、経営トップが、お客様が真に欲している価値を見極め提供する「顧客価値創造」というビジネスモデルの発想力を高めると共に、それを実現するための組織能力をTQMの強化で獲得し、人材育成により運営能力を強化することが必要となります。

品質管理シンポジウムでは、第104・105・106・107・108回で「組織能力の獲得」、「顧客価値創造」をテーマとして取り上げ、議論を積み重ね、この2つの連携がこれからの「品質経営」の実践であることを会員間で理解を深めてきました。

今回のシンポジウムでは、この「品質経営」のフレームワークを提案するとともに、みなさんとこれからの品質経営の在り方を検討し、日本が国際競争力を創出していきために必要となる考え、取組みについて議論をしていきたいと考えております。

組織委員

猪原 正守
猪原 正守
大阪電気通信大学
教授
大橋 徹二
大橋 徹二
(株)小松製作所
代表取締役会長
佐藤 和弘
佐藤 和弘
トヨタ自動車(株)
執行役員
鈴木 和幸
鈴木 和幸
電気通信大学
名誉教授
津田 純嗣
津田 純嗣
(株)安川電機
代表取締役会長
中條 武志
中條 武志
中央大学
教授