開催概要

第107回品質管理シンポジウム

日程

テーマ 顧客価値創造に貢献できる品質に拘り続ける組織と人材の育成
─風土化された組織能力(〇〇〇Way)の構築と強化─
日 時 2018年11月29日(木)~ 12月1日(土)
会 場 大磯プリンスホテル
(神奈川県中郡大磯町国府本郷546 TEL: 0463-61-1111)
主 催 一般財団法人 日本科学技術連盟
後 援 一般社団法人 日本品質管理学会

趣旨



第107回品質管理シンポジウム
主担当組織委員
大阪電気通信大学
情報通信工学部
情報工学科 教授
猪原正守
2017年6月に開催された「第104回品質管理シンポジウム」において、あらゆる変化に対応し、変化し続ける企業の経営トップが「品質第一」「顧客第一」に対するゆるぎない信念に基づいて組織をリードし続けていることの重要性が再認識されました。また、第105回では、製品のみを通じた顧客対応の視点からの脱却と経営トップのリーダーシップ、組織・部門間のサポート体制づくりによる顧客価値実践の重要性が確認されました。さらに、第106回では、顧客第一の実践強化による変化する顧客ニーズの把握から、もっとよいモノとサービスの提供を全員で実践する過程で得られる企業価値創造について検討されました.

一方、現在では、モノ・サービスに対するお客様の期待を超えるダントツの価値提供を実現するため、数量化できるものだけを対象としたり数量化できないものも可能な限り数量化しようとしたりするハードサイエンスに加えて、IT、AI、機械学習、並列分散処理などを基盤とするソフトサイエンスの利活用が求められています。また、人々の創造性発揮の源泉となるワークライフバランスやダイバーシティの推進が企業経営における重要課題となってきています。

こうした環境において、理屈では理解していても「どのようにして問題を解決するか」という問題解決に力点が置かれ、「中長期的視点からみた問題の本質は何か」を見失うことも少なくありません。この問題の本質を指向する考え方こそが「品質第一」であって「顧客第一」であるといえましょう。

企業における課題が激変し、競争がグローバル化する時代であればこそ、個別企業の枠を超えた産業界全体において「品質にこだわり続けることのできる組織やひとの育成」を考える意義は深いと考えられます。実際、拡大傾向にあるグローバル経済社会においても、〇〇〇Wayを核として、その価値観を共有し、国籍や世代を超えて組織の活力を高め、品質経営の実践によって持続的成長を勝ち取っている企業は少なくありません。

今回は、「品質第一」の実践をさらに強化して、一人ひとりが「品質に拘り続ける」ための工夫を凝らし、価値創造に貢献できる新たな品質至上の組織風土を確立するために必要となる考え方を再整理し、あらゆる変化にスピーディに対応できる強靭な企業組織の構築と経営トップを始めとする人々の育成のあり方について皆さんと一緒に議論したいと考えます。

組織委員

猪原 正守
猪原 正守
大阪電気通信大学
教授
大橋 徹二
大橋 徹二
(株)小松製作所
代表取締役社長(兼)CEO
佐藤 和弘
佐藤 和弘
トヨタ自動車(株)
常務役員
鈴木 和幸
鈴木 和幸
電気通信大学
名誉教授
津田 純嗣
津田 純嗣
(株)安川電機
代表取締役会長
中條 武志
中條 武志
中央大学
教授