前回のシンポジウム

第103回品質管理シンポジウム
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開催概要

テーマ IoT時代における品質管理の役割と重要性
-IoT時代の品質保証とTQMの姿を探る-
日 時 2016年12月1日(木)~3日(土)
会 場 箱根ホテル小涌園(神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平 TEL:0460-82-4111)
主 催 一般財団法人 日本科学技術連盟
後 援 一般社団法人 日本品質管理学会

プログラム

■ 12月1(木)

時間 科目 講演者(敬称略)
19:30-20:40 <特別企画>
自動車の明るいミライへの挑戦
豊田 章男 氏
トヨタ自動車(株)取締役社長
対談:小谷 真生子 氏
(BSジャパン日経プラス10  メインキャスター)
20:40-21:00 質疑・応答
21:00-22:00 グループ討論メンバー自己紹介
22:00-23:00 談話室

■ 12月2(金)

時間 科目 講演者(敬称略)
8:30-8:50 主催者挨拶 (一財)日本科学技術連盟
理事長 佐々木 眞一
8:50-9:50 <基調講演>
つながらない製造業は生き残れるか?
~キャッチアップからイニシアティブへ~
西岡 靖之 氏
法政大学 デザイン工学部 教授
(インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ理事長)
9:50-10:00 質疑・応答
10:00-10:10 休憩
10:10-11:10 <講演1>
コマツにおけるIoT活動について
大橋 徹二 氏
(株)小松製作所
代表取締役社長(兼)CEO
11:10-11:20 質疑・応答
11:20-11:30 休憩
11:30-12:30 <講演2>
ロボット革命により世界に勝つ日本のものづくり
小笠原 浩 氏
(株)安川電機
代表取締役社長
12:30-12:40 質疑・応答
12:40-13:30 昼食休憩
13:30-14:30 <講演3>
新しいオートメーションによる、オムロンのものづくり革新
山田 義仁 氏
オムロン(株) 
代表取締役社長 CEO
14:30-14:40 質疑・応答
14:40-14:55 休憩
14:55-15:55 <講演4>
Becoming Digital Industrial
―「次世代製造業」を目指すGEの挑戦
熊谷 昭彦 氏
GEジャパン(株) 
代表取締役社長兼CEO
15:55-16:05 質疑・応答
16:05-16:15 グループ討論の主旨説明 佐々木 眞一
16:15-17:50 グループ討論(1)
18:00-19:00 夕食(立食)
19:10-21:00 グループ討論(2)
21:00-23:00 談話室(参加自由)

■ 12月3(土)

時間 科目 講演者(敬称略)
8:30-9:55 グループ討論報告(10分×7班 *予備15分) 司会:佐々木 眞一
報告:各班リーダー
9:55-10:10 休憩
10:10-11:40 総合討論 司会:佐々木 眞一
報告:各班リーダー
11:40-11:50 第103回 品質管理シンポジウム まとめ 佐々木 眞一
11:50-12:00 次回(第104回)品質管理シンポジウム案内 中條 武志 氏
中央大学 教授
104QCS主担当組織委員
12:00- 昼食・解散

特別講演

自動車の明るいミライへの挑戦

豊田 章男 氏 トヨタ自動車(株)取締役社長
対談:小谷 真生子 氏 (BSジャパン日経プラス10 メインキャスター)

【講演要旨】
世界では情報通信を中心としたイノベーションが急速に進展し、技術のパラダイムシフトが進んでいます。こうした中で自動車は、環境、安全・安心、など多くの地球規模での課題を抱えており、現状に満足し将来の改革を怠れば間違いなく世界の競争から脱落してしまう危険性もあります。
いま求められるのは、これら諸課題を足枷と考えるのではなく、さらなる成長の契機と捉えて新たな発想のもとに創造性を発揮して挑戦していくことだと思います。そこで社員には全員が野球の打者となって「バッターボックス」に立つようにと鼓舞しています。今回の品質管理シンポジウムでは小谷真生子氏との対談を通して、トヨタ生産方式(TPS)に基づく品質第一の徹底とともに、世界をリードできる新たなイノベーションを起こし、世界中のお客様に喜んでいただける“もっといいクルマ”づくりについて考えてみたいと思います。

基調講演

つながらない製造業は生き残れるか? ~キャッチアップからイニシアティブへ~

西岡 靖之 氏
法政大学 デザイン工学部教授 (インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ理事長)

【講演要旨】
IoT,AI、ビックデータといった現場には実感の薄いキーワードが飛び交う中で、製造業は確実に新たなフェーズに進もうとしている。暗黙知や摺合わせ技術といったアナログ技術を得意とする日本の現場は、デジタルでつながる世界で生き残れるのか? つながるための共通のルールを作るためのオープンな議論の場に、日本人の姿はほとんど見かけない。つながる世界における協調領域をデザインすることは、競争領域に特化した各社の強みを大きく左右することを、肌感覚として理解している企業は少ないのではないか。モノからコトへ、すべてのモノがサービス化する時代を前にして、製造業の現状の課題と、新たな飛躍の可能性について議論する。

講演1

コマツにおけるIoT活動について

大橋 徹二 氏 (株)小松製作所 代表取締役社長(兼)CEO

【講演要旨】
コマツは、2001年に、機械稼動管理システム「KOMTRAX」を建設機械に標準装備したことから、ICT化(現在のIoT化)の活動が本格的に始まり、現在の「スマートコンストラクション」と呼ぶビジネスソリューションの展開へと進化させてまいりました。
本講演では、コマツが「品質と信頼性の追求」というスローガンのもと、お客様の求める品質の追求を進めてきた歴史とともに、「ダントツ商品」から「ダントツサービス」、「ダントツソリューション」に至るまでのお客様のソリューションに結びつくビジネスの進化をICT/IoT活動の経緯や情報化施工「スマートコンストラクション」・ 「ICT建機」とともに御紹介致します。 また、今後のIoT時代における品質管理の取組み方の進化と課題について、コマツの取組みをご紹介いたします。

講演2

ロボット革命により世界に勝つ日本のものづくり

小笠原 浩 氏 (株)安川電機 代表取締役社長

【講演要旨】
IoTやビッグデータが世界中で注目されている今、製造業ではインダストリ4.0を中心にものづくりの考え方を整理し飛躍的に生産性を向上させようと動いています。そのような中で、ドイツやアメリカのみならず中国においてもその国のものづくりの特徴に合わせた取り組みを開始しています。日本のものづくりは高い技術力を基本に強い現場力と高品質を築き上げてきましたが、世界のものづくりをリードしていくためには世界の動きに日本の強さを合わせることが必要です。その考えを基に、製造業の一つの方向性としてロボットを徹底的に活用した世界に勝てるものづくりについて具体的な取り組みを紹介します。

講演3

新しいオートメーションによる、オムロンのものづくり革新

山田 義仁 氏 オムロン(株)代表取締役社長 CEO

【講演要旨】
当社は、事業を通じて社会的課題を解決し、よりよい社会づくりに貢献することを目指しています。
中でもIoT時代を迎え大きく変化する製造現場の課題を解決すべく、「品質」「安全」「環境」というテーマを軸に、センシングとコントロールにAIを加えた技術で、ユニークな新しいオートメーションによる「ものづくり革新」を実現していきます。
この「ものづくり革新」に向けた取り組みは、自社工場の製造現場において、数多くの実証を重ねています。
そして、当社は自社工場で実証した、超高精密組立などの制御進化や、製造現場の設備ラインそのものを情報化した事例を、ソリューションとしてお客様へお届けすることで日本の製造業に貢献していきます。
本講演では、当社の目指す新しいオートメーションによる、ものづくり革新について、自社での取組み事例を含め、ご紹介します。

講演4

Becoming Digital Industrial ―「次世代製造業」を目指すGEの挑戦

熊谷 昭彦 氏 GEジャパン(株)代表取締役社長兼CEO

【講演要旨】
"現在、製造業を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。本講演では、ソフトウェアやアナリティクス技術によって産業機器の生産性向上やオペレーションの最適化を図るための取り組みとして、GEがグローバルで推進している「インダストリアル・インターネット」の展開事例をご紹介します。さらに、新たな製造技術やオープンイノベーションを通じて、21世紀における新たな産業の時代に、「デジタル・インダストリアル・カンパニー」を目指して挑戦し続けるGEの取り組みをご説明します。