ドキュメント作成者が自ら曖昧な箇所を検知できるW検法の提案
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年度 : 2015年  
紹介文 :
ソフトウェアの開発現場では,要求や仕様を伝える文書や,プロジェクトのメンバや外部に向けて業務の流れを説明する資料を用いている.要求や仕様,業務処理を文書で伝達する際に,認識のずれや記述不足があると,誤解や処理の抜けなど,コミュニケーションエラーによる手戻りが発生する.
本論文では,文章と図や表で構成された情報伝達型文書の曖昧さの問題に対して,書き手が主体的にコミュニケーションエラーになりうる箇所を検知するための「W検法」を提案する.
W検法は文書作成の最後,あるいは途中の段階で,厳密に仕様を記述するための形式仕様記述 VDM を組み合わせることで,文書の曖昧さを検知する手法である.
本論文では,実際の業務説明文書を題材として,W検法を行うことで形式仕様記述の初学者でも,書き手が自律的に曖昧さを検知できることを確認した.
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