既製ソフトウェア製品開発におけるJIS X 25051:2016 に対応した品質保証プロセスの構築とその運用効果
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年度 : 2016年  
紹介文 :
当社のソフトウェアパッケージ製品の開発プロジェクトでは、最終成果物であるソフトウェアの品質要求を品質特性にて定義し、開発部門とともにその品質要求を満たすことを目標に製品開発を行っている。品質保証部門では定義された品質特性毎の品質が確保されているかを確認するため、各テストタイプを品質特性毎に分類し、それらテストタイプの実施により各品質特性の品質が確保されているか確認している。これらの検証計画は詳細にマスタープランに記載されるとともに、各テストレベルでは受入テストによる品質ゲートを設けている。このような開発プロセスと非同期の品質評価プロセスを2011年より導入している。
昨年9月の一般社団法人コンピュータソフトウェア協会のPSQ認証の取得を機に、SQuaREやISO/IEC/IEEE 29119のテストプロセスなどの最新規格への対応、利用時の品質、利用者文書であるマニュアルの品質要求への品質特性の導入、第三者への品質情報の提供を踏まえた検証結果報告書の作成等の検討を行い、JIS X 25051:2016に対応した新たな品質保証プロセスを構築した。
本論文では、当社が構築した最新の品質保証プロセスの概要や導入教育の方針を解説するとともに、導入プロジェクトでの適用例を踏まえた本プロセスの効果および今後の課題を述べる。
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