キーワード検索


 2001年    2002年    2003年
 2004年    2005年    2006年
 2007年    2008年    2009年
 2010年    2011年    2012年
 2013年    2014年    2015年
 2016年    2017年    2018年
 2019年    2020年  
1 件の資料が見つかりました。
ダウンロード数: 275回
SQuBOK分類 :
年度 : 2018年   分科会 :
紹介文 :
ものづくりの観点である「製品品質」は、開発者にとっては当たり前の観点となっているため、SQuaREの品質モデルを知らなくてもレビュー時に使われていることが多い。
しかし、「製品品質」だけでは顧客の要求など顧客視点をカバーできず、ドキュメントレビューにおいて見落としが生じてしまう。
そこで、品質モデルの一つである「利用時の品質」をドキュメントレビューの観点に取り入れることでレビュー時の顧客視点の不足による見落としが減ると考え、「利用時の品質」観点に基づくドキュメントレビューのための教育カリキュラムを作成した。
カリキュラムは、「利用時の品質」を考慮し「利用時の品質」「製品品質」の関係性を理解してもらい、さらに、レビューの演習を実施し現場で活用できるレベルまで落とし込める内容とした。
我々の狙いは、「利用時の品質」「製品品質」をそれぞれ別の観点にするのではなく、「利用時の品質」の品質特性と関連の強い「製品品質」の品質特性を絞り込んで、顧客の利用目的に即したレビューを行うことである。
教育カリキュラムと演習用教材作成に取り組んだ内容を報告する。
↑