クオリティフォーラム 2020

特別講演

特別講演1

ダイハツのモノづくり、コトづくり

~お客様に寄り添い、暮らしを豊かに~

横山 裕行 氏
ダイハツ工業株式会社 エグゼクティブ・アドバイザー
横山 裕行 氏 ダイハツが得意とする軽、コンパクト車はまさに生活に密着したクルマでありお客様に寄り添い、暮らしを豊かにすることを志としてきました。お客様が求めておられる価値を認めていただける価格と品質で提供するために開発、生産などで様々な取り組みを進めています。
また、4年前にトヨタの100%子会社となりトヨタグループへの貢献とともにダイハツらしさを磨き上げるべく新たなコーポレートスローガン ”Light you up” を掲げモノづくりとコトづくりの両輪で成長を目指していますのでその具体的な活動についてもご紹介します。
トヨタとダイハツというある面では好対照な両社に籍を置いた視点でからもお話しできればと思います。
特別講演2

深層学習による製造業のスマート化と産業応用の将来展望

比戸 将平 氏
株式会社Preferred Networks 執行役員 インダストリーソリューション担当VP
比戸 将平 氏 深層学習をはじめとする人工知能技術の製造業への適用はますます進んでおり、すでに多くの応用において商用化されている。本講演では深層学習の製造業応用例についてPreferred Networksにおける事例を含めて紹介したあと、その基礎となる深層学習技術の進展と最新動向について述べる。また、後半では製造業を超えてさらに多くの業界で産業応用が広がる可能性について展望を示す。
特別講演3

私の柔道哲学

井上 康生 氏
柔道全日本男子監督、東海大学体育学部武道学科 教授
井上 康生 氏 2012年ロンドン五輪で日本男子柔道は、史上初の金メダルゼロに終わった。そんな中、同年11月より井上康生は全日本柔道男子監督に就任。伝統を守りつつ、革新的なことに取り組み、日本柔道界の『改革』を行った。2016年リオデジャネイロ五輪にて、1964年の東京五輪以来となる「全階級メダル獲得」を達成。柔道家・井上康生の柔道に対する思いと自身が歩んできた柔道人生を振り返りながら、リオデジャネイロ五輪までの改革と東京五輪までの取り組みを紹介する。
井上 康生(いのうえ こうせい)
東海大学 体育学部武道学科教授
1978年5月生まれ。宮崎県出身。
東海大学付属相模高等学校を経て、東海大学体育学部武道学科卒業。同大学大学院体育学研究科修士課程修了。
切れ味鋭い内股を武器に、大内刈、大外刈、背負投げなどを得意とする攻撃型柔道で数々の結果を残した。99、01、03世界選手権100キロ級で優勝。00年シドニーオリンピック100キロ級で金メダルを獲得。01〜03年全日本選手権優勝。
08年に第一線を退き、09年より2年間、英国に留学。
帰国後の11年から全日本強化コーチ、12年11月より全日本男子監督を務める(現在2期目)。
東海大学体育学部教授。