SQiPさまざまな取り組みから得られた成果を一般公開しています。
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Coaching and Facilitation Empowerment(CaFE)メソッドによる自律人材育成

ソフトウェア品質シンポジウム2025(2025年)

本手法は、育成対象者が指導内容をポジティブに捉え、自律的に行動を起こす動機づけをするアプローチである。シンポジウムの聴講者には、本手法を自組織で実践して育成対象者の育成に役立てるとともに、本手法を通じて、育成対象者を育成促進するために何が必要かを考慮するきっかけとなることを期待する。
我々研究員は、開発現場での業務を通じて、育成対象者に対してプロセス改善に取り組むよう促す指導者の立場である。我々が育成対象者に期待するのは、自ら開発現場の問題を捉え、それに対し自ら分析して改善策を考え、周りを巻き込みながら継続的に活動できる能力である。しかし現状は、ソフトウェア開発に関わるところでは、レビューで何度も同じ指摘を受ける、プロセス改善活動の場で自分の意見を発信しようとしない、といった状況であり、我々の期待レベルから大きくかけ離れている。
この問題解決の仮説として、『自律改善人材を育成するために、指導者層が若手の育成対象者一人ひとりの個性に適したアプローチをとることで、自律的な人材が育成できるのではないか』と考えた。
一人ひとりの個性に適したアプローチをとるために、Coaching and Facilitation Empowerment(CaFE)メソッドを創出した。
シンポジウムの聴講者には、CaFEメソッドを自組織で実践して若手人材の育成に活用いただき、本手法に対してフィードバックをいただけたら幸いである。