プロジェクトマネージャの進捗報告準備の効率化支援
~CSMA(Connect Similar Materials Automatically)法の提案~
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SQuBOK分類 :
2.3 ソフトウェアプロセス改善のマネジメント 、 2.12.1.2 プロジェクト&プログラムマネジメント(P2M) 、 2.12 プロジェクトマネジメント 、 2.18.1.8 テスト進捗マネジメント
2.3 ソフトウェアプロセス改善のマネジメント 、 2.12.1.2 プロジェクト&プログラムマネジメント(P2M) 、 2.12 プロジェクトマネジメント 、 2.18.1.8 テスト進捗マネジメント
発表場所 : SQiP研究会
主査 : 山田 淳(株式会社東芝)
副主査 : 田中 桂三(オムロン株式会社)
アドバイザー : 中森 博晃(パナソニック株式会社)
執筆者 : 大野 勇樹 (株式会社日立ソリューションズ・クリエイト) 、弦間 健(株式会社インテック) 、堀口 真二郎(テックスエンジソリューションズ株式会社) 、日比 秀二 (株式会社デンソー )
副主査 : 田中 桂三(オムロン株式会社)
アドバイザー : 中森 博晃(パナソニック株式会社)
執筆者 : 大野 勇樹 (株式会社日立ソリューションズ・クリエイト) 、弦間 健(株式会社インテック) 、堀口 真二郎(テックスエンジソリューションズ株式会社) 、日比 秀二 (株式会社デンソー )
紹介文 :
本論文では、ソフトウェア開発において,プロジェクトマネージャ(PM)が様々な
進捗会議用の報告資料準備に多大な時間がかかっている問題を解決するために,
CSMA(Connect Similar Materials Automatically)法を提案している。
特筆すべき点は,現在も進捗報告で多くの人が利用しているExcelツールを活用
して,進捗報告資料準備を効率化するところにある。このため特別なPC環境を用意
することなくCSMA法を導入して利用できる。
初期設定しておくことで,PMが行っている進捗報告資料準備作業(複数の進捗報
告資料のマージ,データの修正)をExcelツールが代行するので,関係部門が多く
長期間で進捗報告の回数の多いプロジェクトほど削減効果を高められる。
本論文にExcelツールを添付しているので是非活用いただきたい。
本論文では、ソフトウェア開発において,プロジェクトマネージャ(PM)が様々な
進捗会議用の報告資料準備に多大な時間がかかっている問題を解決するために,
CSMA(Connect Similar Materials Automatically)法を提案している。
特筆すべき点は,現在も進捗報告で多くの人が利用しているExcelツールを活用
して,進捗報告資料準備を効率化するところにある。このため特別なPC環境を用意
することなくCSMA法を導入して利用できる。
初期設定しておくことで,PMが行っている進捗報告資料準備作業(複数の進捗報
告資料のマージ,データの修正)をExcelツールが代行するので,関係部門が多く
長期間で進捗報告の回数の多いプロジェクトほど削減効果を高められる。
本論文にExcelツールを添付しているので是非活用いただきたい。
概要 :
本論文ではソフトウェア開発プロジェクトにおいて,プロジェクトマネージャ(以後,PM)が進捗会議にむけた報告資料準備に多大な時間がかかっている問題を解決する研究について述べる.PMが報告資料準備に時間を費やす要因は,社内の組織承認者や社外顧客など複数の報告対象者に応じて,内容の異なる報告資料を準備していることである.そのため,報告対象者が多く,開発期間の長いプロジェクトほどムダな工数が多く発生している.その対策として「Excel報告資料準備を補助する機能を有したツールの準備とその運用方法(CSMA(Connect Similar Materials Automatically)法)」を構築した.
CSMA法を用いて報告資料を準備する時間を計測する検証を行った結果,その有意性を確認することができ,報告資料準備のムダな工数削減に効果があることを立証した.CSMA法と検証結果をここに報告する.
本論文ではソフトウェア開発プロジェクトにおいて,プロジェクトマネージャ(以後,PM)が進捗会議にむけた報告資料準備に多大な時間がかかっている問題を解決する研究について述べる.PMが報告資料準備に時間を費やす要因は,社内の組織承認者や社外顧客など複数の報告対象者に応じて,内容の異なる報告資料を準備していることである.そのため,報告対象者が多く,開発期間の長いプロジェクトほどムダな工数が多く発生している.その対策として「Excel報告資料準備を補助する機能を有したツールの準備とその運用方法(CSMA(Connect Similar Materials Automatically)法)」を構築した.
CSMA法を用いて報告資料を準備する時間を計測する検証を行った結果,その有意性を確認することができ,報告資料準備のムダな工数削減に効果があることを立証した.CSMA法と検証結果をここに報告する.