品質研究ゼミ
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発表場所 : SQiP研究会
紹介文 :
1)要求の評価方法の研究
要求の具体的な検証方法として、「貢献度評価による、妥当性及び完全性の評価」を提案しています。
2)形式仕様記述言語による派生開発でのモデル検証
組み込みソフトウェアの派生開発において、スペックアウトした仕様を形式仕様記述言語を用いて整理した事例が紹介されています。
3)プロジェクト管理における統合モデルの提案
特性の異なるプロジェクトに対して統一的な概念で評価およびフィードバックを行うためのプロジェクト管理フレームワークを提案しています。
概要 :
ソフトウェア開発の状況をより良くしようと、多くの組織で、品質向上、生産性向上などを目的として、改善活動が行われている。このような活動を通して、個人、あるいは、ある組織の中でいろいろなアイデアを考え、実践している方々も多い。しかしながら、このような取り組みでは、いろいろな障壁にぶつかることもよくある。その際に、外部の方からアドバイスをもらったり、同じ悩みを持った人々で議論することは、解決のためのヒントを得たり、モチベーションを上げたりするうえでとても有効である。
前述のような取り組みを実践するために、本分科会を昨年度立ち上げた。2 年目となる本年度は、昨年から継続した「要求の評価方法の研究」、新たな視点での取り組みである「形式仕様記述言語による派生開発でのモデル検証」、「プロジェクト管理における統合モデルの提案」に関する論文という3 つの成果が得られた。また、メンバ間で問題や課題を一緒に議論する中から自身のテーマに対する解決のヒントばかりでなく、これまでにない新たな気付きを得られるといった効果があった。
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