継続的システムテストについての理解を深めるための開発とバグのメトリクスの分析
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年度 : 2014年  
紹介文 :
テストを自動化しデイリービルドに組み込み継続的に実行する事で、品質を保ちながら開発のアジリティを加速する、継続的インテグレーションや継続的デリバリーなどの手法が一般的に使われるようになってきた。近年では単体テストやコンポーネントテストだけでなくシステムテストも自動化、継続的に実行されるようになってきている。
自動化される以前は、システムテストは開発工程終了後に成果物であるソースコードを対象として行われていた。自動化後はシステムテストを実装と平行したリグレッションテストとして継続的に実行する。それにより、早期にバグを発見したりバグ修正日数を削減したりする事が可能になる。
しかし、一方で継続的システムテストの実態やその性格は従来の品質保証プロセスからは説明出来ない部分もまだ多い。例えばバグ曲線は従来のソフトウェア信頼度成長モデルでは緩やかに収束していたが、継続的システムテスト環境下では急激に収束してしまう。
継続的なシステムテスト環境下での開発と品質保証プロセスについての理解を深めるため、我々のソフトウェア開発プロジェクトから得られた開発、ソースコードとバグのメトリクスについて分析を行った。
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