開発者が発案したスマートフォン向け新規BtoCサービスに対する価値評価方法の提案?ダイヤの原石を見逃さないために?
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SQuBOK分類 :
1.1.1.9 品質の定義(狩野紀昭) 、 1.3.5.2 妥当性確認(Validation) 、 2.2.3.3 プロトタイピング 、 2.8 意思決定のマネジメント 、 3.13 使用性の技法
1.1.1.9 品質の定義(狩野紀昭) 、 1.3.5.2 妥当性確認(Validation) 、 2.2.3.3 プロトタイピング 、 2.8 意思決定のマネジメント 、 3.13 使用性の技法
発表場所 : SQiP研究会
主査 : 金山 豊浩(株式会社ミツエーリンクス)
副主査 : 三井 英樹(Weblysts.com) 、村上 和治(東京海上日動システムズ株式会社)
執筆者 : 丹羽 康文(ソーバル株式会社) 、堀内 満史(株式会社リンクレア)
副主査 : 三井 英樹(Weblysts.com) 、村上 和治(東京海上日動システムズ株式会社)
執筆者 : 丹羽 康文(ソーバル株式会社) 、堀内 満史(株式会社リンクレア)
紹介文 :
エンジニアからアイデアを引き出すための手順としての研究です。アイデアは時流にのった旬が大切ですが、採用/不採用に関わらず選定者の観点や責任問題が気になります。最低限何を提出してもらい、どんな観点でレビューすれば良いのかで悩んでいる方にお勧めします。
エンジニアからアイデアを引き出すための手順としての研究です。アイデアは時流にのった旬が大切ですが、採用/不採用に関わらず選定者の観点や責任問題が気になります。最低限何を提出してもらい、どんな観点でレビューすれば良いのかで悩んでいる方にお勧めします。
概要 :
各種クラウドサービスや、フレームワーク等、技術の進化により、良質なサービスを開発するのに以前ほどコストがかからなくなり、企画(アイディア)の質がサービスの価値を決める重要な要素となってきている.一方で、新規サービスに関する良いアイディアを持っている開発者も多数存在するが、自身では、そのアイディアに市場価値があるのかわからないため、アイディアが日の目を見ることはそれほど多くはない.
今回、そのアイディアの価値を具現化し、実際にユーザーに疑似体験してもらい、価値評価シートを使用したアンケートに答えてもらうことで、その価値を評価できるのではないかと仮説を立てた.その結果として「ダイヤの原石」に気付くことのできる機会が増え、逆に、使われないサービスの構築に費やしていた無駄な時間やコストの軽減にもつながるのではないかと考えた.
残念ながら、本研究では実際のアイデアレベルから評価できる素材や状況には至らなかったが、「アイディアの価値を評価する」1つの方法として検討に値するものにはなったのではないかと考える.本評価方法を採用することで、アイディアを死蔵させていた開発者を活性化でき、将来のヒット作を潰してしまう恐れに苛まれていた決裁者の負荷を減らし、継続して情報を蓄積していくこと自体もAIなども使った分析や予測の社会進出を考えると意義がありそうに思われる.本手法が、これまでアイディア止まりで終わっていた開発者たちの手助けになれば、幸いである.
各種クラウドサービスや、フレームワーク等、技術の進化により、良質なサービスを開発するのに以前ほどコストがかからなくなり、企画(アイディア)の質がサービスの価値を決める重要な要素となってきている.一方で、新規サービスに関する良いアイディアを持っている開発者も多数存在するが、自身では、そのアイディアに市場価値があるのかわからないため、アイディアが日の目を見ることはそれほど多くはない.
今回、そのアイディアの価値を具現化し、実際にユーザーに疑似体験してもらい、価値評価シートを使用したアンケートに答えてもらうことで、その価値を評価できるのではないかと仮説を立てた.その結果として「ダイヤの原石」に気付くことのできる機会が増え、逆に、使われないサービスの構築に費やしていた無駄な時間やコストの軽減にもつながるのではないかと考えた.
残念ながら、本研究では実際のアイデアレベルから評価できる素材や状況には至らなかったが、「アイディアの価値を評価する」1つの方法として検討に値するものにはなったのではないかと考える.本評価方法を採用することで、アイディアを死蔵させていた開発者を活性化でき、将来のヒット作を潰してしまう恐れに苛まれていた決裁者の負荷を減らし、継続して情報を蓄積していくこと自体もAIなども使った分析や予測の社会進出を考えると意義がありそうに思われる.本手法が、これまでアイディア止まりで終わっていた開発者たちの手助けになれば、幸いである.