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年度 : 2017年   分科会 :
紹介文 :
ソフトウェア開発において、品質と生産性の向上は永遠の課題である。
弊社では、ソフトウェア開発を行っている組織から毎年プロジェクトデータを収集・蓄積し、組織横断的なデータ分析を行い、品質や生産性への影響要因を分析することにより、全社的な品質・生産性の改善活動に結びつけてきている。
今般、2015年度に終了した527件のプロジェクトデータを使用し、出荷後の品質状況、設計・製造工程のレビューにかけた工数、設計・製造工程の工数、テスト工程の工数、各工程の摘出バグ数等から、品質および生産性の関係を分析したところ、設計・製造工程でレビューに時間をかけて、より多くのバグを摘出するほど、出荷後の品質がよく、生産性もよいことがわかった。
本発表では、これらの分析結果を説明し、品質と生産性はトレードオフの関係ではなく、品質・生産性向上を両立させて改善できることを報告する。
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