福丸 典芳 氏
有限会社福丸マネジメントテクノ
代表取締役
代表取締役
1974年3月鹿児島大学工学部電気工学科卒業。1974年日本電信電話公社入社。1996年同社資材調達部品質管理部長。2002年、(有)福丸マネジメントテクノを設立し、代表取締役に。専門分野はTQM、ISOマネジメントシステムなどで、コンサルティング業務、研修会などを展開。『ISO19011:2018マネジメントシステム監査 解説と活用方法』『再発防止・未然防止の見える化:仕事のプロセス改善手順』などの著書がある。日本科学技術連盟講師のほか、日本規格協会品質マネジメントシステム国内委員会委員などを歴任。マネジメントシステム審査員評価登録センター(JRCA)、品質マネジメントシステムQMS主任審査員も務めている。
――1974年3月、鹿児島大学を卒業後、入社したのは日本電信電話公社(1985年、日本電信電話会社となり、一般名称はNTT)でした。その社内で品質管理、品質マネジメントの専門家になられたのは、どうような経緯で?
福丸:私が若い頃、主に所属していたのは設備投資を担う部門でした。交換系の通信設備機器の投資に関わる業務です。大きく変わったのはNTTの検査部に異動してから。昔の時代なので電話帳や作業服なども含めて、NTTが購入する物品についての検査の基準を作る基準課で仕事をしました。当時アメリカからの物品の購入、調達をするために同国の規格も全部調査し、新たな検査方式の策定などもやりましたね。そんな頃、当時の調査役から品質管理の勉強をするようにとの指示を受け、そこで日科技連の品質管理セミナー・ベーシックコースという6ヶ月間の研修を受けることに。私が品質管理と深く関わるようになったのは、そこからだったといえます。
――けっこうハードなカリキュラムとして知られる研修ですよね。
福丸:その研修を修了したのは1980年だったと思いますが、たしかに苦労しました。でも品質管理に関する重要問題や課題を解決する上で役立つ統計的手法や品質管理手法などを、理論と実践を融合した形でしっかりと叩き込まれたので、すごく勉強になりました。自分でもこれは使えると実感しましたし、実際、その後のいろいろな仕事や職場でQC的な考え方や分析の仕方などを採り入れて、活かすようになりました。
それと研修終了後は、ベーシックコースで学んだことを、今度はお前が社内で伝えていけといわれ、講師役も務めるようになったんです。そんなこともあって、本社に異動してからはNTTでアスク(ASK)活動と名付けて展開するようになっていたQCサークル活動の、全社推進事務局の責任者も任されて3年ほど担当。当時は全国のNTTの社員20万人近くが参加し、25000サークルくらいが盛んにやっていたはずですから、その管理もやはり大変でしたよ。
それと研修終了後は、ベーシックコースで学んだことを、今度はお前が社内で伝えていけといわれ、講師役も務めるようになったんです。そんなこともあって、本社に異動してからはNTTでアスク(ASK)活動と名付けて展開するようになっていたQCサークル活動の、全社推進事務局の責任者も任されて3年ほど担当。当時は全国のNTTの社員20万人近くが参加し、25000サークルくらいが盛んにやっていたはずですから、その管理もやはり大変でしたよ。


