神谷 泰史氏
コニカミノルタ株式会社
デザインセンター デザイン戦略部
デザインイノベーショングループ
グループリーダー
デザインセンター デザイン戦略部
デザインイノベーショングループ
グループリーダー
楽器メーカーで商品企画、新規事業開発、新規事業提案制度設計などの新規事業創出支援の仕組みづくりに従事した。
Copenhagen Institute of Interaction Design(CIID)修了後、UXデザインコンサルティングを経て、コニカミノルタ株式会社に入社。デザイン思考の浸透を牽引する。また、新価値創出スタジオenvisioning studioを組織し、手法開発や共創プラットフォーム構築を行うことで、社内外共創による新価値創造を推進している。
現在、TAKT PROJECT株式会社兼業のほか、情報科学芸術大学院大学博士後期課程に在籍し、クリエイティブによるイノベーションマネジメントの研究を行う。
Copenhagen Institute of Interaction Design(CIID)修了後、UXデザインコンサルティングを経て、コニカミノルタ株式会社に入社。デザイン思考の浸透を牽引する。また、新価値創出スタジオenvisioning studioを組織し、手法開発や共創プラットフォーム構築を行うことで、社内外共創による新価値創造を推進している。
現在、TAKT PROJECT株式会社兼業のほか、情報科学芸術大学院大学博士後期課程に在籍し、クリエイティブによるイノベーションマネジメントの研究を行う。
――まず、デザイン思考をスタートしたいきさつについてお聞かせください。
神谷(敬称略):弊社はBtoB企業であり、一般的に顔のない企業を相手にしていると思われがちですが、企業の中でも特にサービスを実際に利用するプロフェッショナルである人に着目して価値の提供を行っています。さらにいえば、プロフェッショナルであるお客様の向こうには、最終顧客となるお客さまもおられます。その対象とする人が何を求めているのか、何に困っているのかというところを起点として価値創造を行う必要があります。そのような背景からデザイン思考が導入されています。
当社は、2017年からデザイン思考の取り組みを始めていますが、そこには当時のトップがデザイン思考を全社導入しようという強力な後押しがあり、デザインセンターが責任部門となったところからスタートしています。昨年度までで1000名以上が教育プログラムを受けました。
当社は、2017年からデザイン思考の取り組みを始めていますが、そこには当時のトップがデザイン思考を全社導入しようという強力な後押しがあり、デザインセンターが責任部門となったところからスタートしています。昨年度までで1000名以上が教育プログラムを受けました。
――コニカミノルタのデザイン思考の特長を教えてください。
神谷:当社では「ダブルダイヤモンド」というデザインプロセスをベースとして体系化した「コニカミノルタデザイン思考」を使っています。これは「共感」から始まる8個のステップで構成されているものです。デザイン思考は基本的に、人を起点とする考え方で、対象とする人の課題を発見するところが入口になって、その課題を解決するソリューション、アイデアを創造し、それをプロトタイプして検証するプロセスを繰り返していく一連の流れを指しています。
――デザイン思考という名前で、いろいろな企業がいろいろな表現で説明しています。
神谷:そうですね。一般的にウェブなどで「デザイン思考」を検索すると、様々な図がでてきます。例えば定番の図として5つのステップが描いてあるものがあります。それを順番にやればいいと勘違いされる方もおられますが、実際は、そういうものではありません。実際には、人を起点として課題を発見し、その課題に基づいてソリューションを定義するためにステップを行ったり来たりするのですが、こういった図はそれを実行する際のガイドとして機能します。
■価値創造のフレームワーク

※サービスを使っていただくお客様の体験と、サービスを提供する側の体験の両方を思い描きながら、Deep Diving とCreative Dancing の2つを行き来して価値を創造します。







