藤原 恵子氏
コマツ 常務執行役員
建機ソリューション本部長
建機ソリューション本部長
| 1988年4月 | ㈱小松製作所入社 |
|---|---|
| 2006年4月 | 同社 建機マーケティング本部欧米事業部 北米担当部長 |
| 2008年9月 | 同社 建機マーケティング本部 欧米事業部長 |
| 2012年4月 | 欧州コマツ㈱ 社長(兼)CEO |
| 2016年4月 | ㈱小松製作所 執行役員 建機マーケティング本部代理店人材育成推進室長 |
| 2021年4月 | 同社 執行役員 建機ソリューション本部 改革室長 |
| 2022年4月 | 同社 常務執行役員 建機ソリューション本部長を経て、現在に至る |
――貴社のブランドマネジメント活動(BM活動)はどのような経緯で始まったのですか。
藤原:スタートは2007年です。マーケットは非常に好調でした。この年は歴史的にも建設機械や鉱山機械がピークに達していて「造れる量が販売量を決める」という時代です。一方で、中国をはじめとする新興国メーカーの技術も向上していました。それまでの当社の製品は「品質と信頼性」に秀でていました。
しかし、お客様のニーズが多様化し、変化のスピードが上がるにつれて価格競争が激しさを増します。すると、品質やニーズに合った製品づくりといった従来の差別化だけでは競争に打ち勝つのが難しくなりました。つまり、新しい競争軸が必要になったのです。私のいたマーケティング部門は環境、文化、言語などの異なるお客様のニーズを正しくつかみ、伝えることが求められます。
とはいえ、TQMを通じて「品質と信頼性」を確立してきた開発部門や生産部門との間でそれを共有するのは困難なことも多かったです。
しかし、お客様のニーズが多様化し、変化のスピードが上がるにつれて価格競争が激しさを増します。すると、品質やニーズに合った製品づくりといった従来の差別化だけでは競争に打ち勝つのが難しくなりました。つまり、新しい競争軸が必要になったのです。私のいたマーケティング部門は環境、文化、言語などの異なるお客様のニーズを正しくつかみ、伝えることが求められます。
とはいえ、TQMを通じて「品質と信頼性」を確立してきた開発部門や生産部門との間でそれを共有するのは困難なことも多かったです。
――マーケティング以外の部門と共通で語れる理論や方法論が必要となったわけですね。
藤原:はい。当時のマーケティング理論は基本的に「B to C」でした。ですから、当社のような生産設備を扱う「B to B」にフィットする理論にはなかなか出会えませんでした。
たまたまその時期に日科技連さんの品質管理シンポジウムで名古屋工業大学の准教授だった加藤雄一郎先生の講演を当社のトップが拝聴して「これならいけるかも」という話になり、そこで始まったのがBM活動です。
BM活動では「顧客視点への意識改革」を図り、お客様に選ばれ続けることに狙いを定めました。マーケティング部門の中堅社員8人のプロジェクトチームを発足させ、加藤先生の指導を仰ぎました。
たまたまその時期に日科技連さんの品質管理シンポジウムで名古屋工業大学の准教授だった加藤雄一郎先生の講演を当社のトップが拝聴して「これならいけるかも」という話になり、そこで始まったのがBM活動です。
BM活動では「顧客視点への意識改革」を図り、お客様に選ばれ続けることに狙いを定めました。マーケティング部門の中堅社員8人のプロジェクトチームを発足させ、加藤先生の指導を仰ぎました。



