私どもパナソニックグループは、1918年の松下幸之助による創業以来、「事業を通じて世界の人々のくらしの向上と社会の発展に貢献する」という基本理念のもと、様々な活動を行ってまいりました。100年という長い年月が流れ、お客様のくらしや社会の環境全体が大きく変化した今、世の中にお役立ちを果たし続けるべく、どのように自らを変革し、成長に向けた道筋を描いていくのか。パナソニックは何の会社なのか。これはパナソニックが、絶えず向き合い続けている課題です。2年連続の大赤字と言う会社存続の危機から、その後の会社の立て直し、成長領域の探索、そしてビジネスモデルの変革――巨大な100年企業が、どのような課題と向き合い、試行錯誤、チャレンジを重ねてきたのか、そして、未知なる未来への思いをお話させて頂きます。
津賀 一宏(つが かずひろ)
パナソニック ホールディングス株式会社 取締役会長
学歴
| 1979年3月 | 大阪大学基礎工学部生物工学科 卒業 |
|---|---|
| 1986年 | カリフォルニア大学サンタバーバラ校 コンピュータサイエンス学科修士課程 修了 |
職歴
| 1979年4月 | 松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社 |
|---|---|
| 2001年6月 | 同社 マルチメディア開発センター 所長 |
| 2004年6月 | 同社 役員に就任 デジタルネットワーク・ソフトウェア技術担当 |
| 2008年4月 | 同社 常務役員 オートモーティブシステムズ社 社長 |
| 2011年4月 | 同社 専務役員 AVCネットワークス社 社長 |
| 2011年6月 | 同社 代表取締役専務に就任 AVCネットワークス社 社長 |
| 2012年4月 | 同社 代表取締役専務 |
| 2012年6月 | 同社 代表取締役社長に就任 |
| 2017年6月 | 同社 代表取締役社長 社長執行役員 CEO |
| 2021年4月 | 同社 代表取締役社長 |
| 2021年6月 | 同社 取締役会長 |
公職歴
| 2016年1月 | 公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 副会長 |
|---|---|
| 2021年6月 | 一般社団法人 日本経済団体連合会 副会長 オリンピック・パラリンピック等推進委員長 |
「長崎県佐世保市の小さなカメラ店からスタートしたジャパネットたかたが、全国に広く知られる企業になったのはなぜか?」
日科技連では、第109回品質管理シンポジウム(2019年12月)において、「顧客価値創造と組織能力強化の連携による企業存在価値の最大化~これからの品質経営の枠組みの提案~」をテーマに議論を行い、「令和大磯宣言」として、これからの品質経営の在り方について提言を行いました。これは、これからの品質経営は、企業存在価値を最大化していくためには、顧客(社会)価値を創造し、それを実現するための組織能力を獲得・向上していく必要があるという内容であり、今後の日本企業が生き残っていくたに必要となる考え方です。