GUI・マルチメディアの品質保証
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発表場所 : SQiP研究会
紹介文 :
ウェブ・ユーザビリティが着目・重要視され始めた当時(2001年)に、ユーザビリティテストを自ら実施することで知見を獲得するとともに、ECサイトのランキングとユーザビリティの高さの相関関係を探っています。ユーザビリティの定量化により品質管理の枠組みに取り入れるようとする際に、考え方として参考になる文献です。
概要 :
現在、企業・団体から個人にいたるまで莫大な数のウェブサイトが開設されている。特に企業にとってウェブサイトはもはや広告としての役割に留まらず、航空会社や鉄道会社のウェブサイトに見られる座席予約システムのようにこれまで店舗や通信販売が受け持っていた役割を担っている。当分科会では昨年度、これら企業が開設するウェブサイトで提供されている情報とGUIに関する研究を実施した。この研究ではホームページのデザインに対して有効な指針を導き出している。本年度は前年度の研究を発展させ、企業のウェブサイトが提供する機能のユーザビリティに関する研究を実施した。
この研究では企業が人気のあるウェブサイトを構築するためのユーザビリティのテスト方法について調査し、その技法を用いたテストを特定の業種のウェブサイトに対して実施した。このテスト結果は人気のあるウェブサイトほど得点が高いことも判明し、各企業のウェブサイトの構築に対して効果的な手法であると判断した。さらに企業におけるテストの実施の際の「効率性」、「コスト」を考慮したテスト手法改良とテストの導入のしやすさを考慮してテスト実施ガイドを作成した。
 
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