「体験」を伴ったソフトウェア開発における課題 エンジニアのフューチャービジョンとは?
ダウンロード数: 135回
発表場所 : SQiP研究会
紹介文 :
「ビジネスを成すエンジニアリング」という視点に立った場合、これから生まれるであろう様々な新技術を用いた開発の現場ではどのような、発想支援/情報共有/評価方法が必要になって行くのであろうかを検討しています。題材としては現時点では実現できない、任意の目的地までの誘導システムです。それが実装できるのかではなく、それらが実装できる時には、どのようなスキルが求められるのかという視点です。3D映像が手軽に活用できる様になったとき、文字ベースの仕様書以外にどのような方法で仕様化し共有していくのかという未来予想図です。
概要 :
通常、何らかのシステムを構築しようとした場合、開発に先立ってそのシステムの要件や仕様を言語で表現しドキュメント化したうえで、開発およびテストを実施してきた。そこでは必然的に「いかに要求や仕様を言語化するか」ということが重要になり、逆にうまく言語化できなかったが故にシステムトラブルにつながったケースも少なくない。
さらに昨今ではシステムに要求される事項が単なる「機能」だけではなく「(ユーザーの)体験」までもが含まれるようになってきた。「体験」という抽象的なものを表現するためにはこれまでの「機能」に比べて、より高い表現レベルが必要となる。
本研究では「近未来のシステム構築」を想定し、これまでの「言語中心のドキュメント」を改良、または新しい表現方法を追加することで、「機能」に加えて「体験」まで表現する手法を検討した。検討の結果得られた手法やアイデアを、現在のシステム構築で実施することで単なる「機能」の実現にとどまらず、「体験」の提供につながると考える。
↑