プロトタイピング手法の効果的な選択方法の提案-我が社の交通費精算システムは使いやすくなるのか?-
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発表場所 : SQiP研究会
紹介文 :
実在する交通費精算システムに対して、ストーリーボード、カードソーティング、ペーパープロトタイピングという代表的な3つのプロトタイピング手法を用いてUI改善を実践し、各種法の長所短所/適応場面などを考察しています。「手書き画面→写真→試作」が可能なタブレットPCを見れば多少古めかしさは否めませんが、ユーザ視点として押さえるべき原点的な事が書かれています。読む時代と、その時可能な技術とを鑑みて読むと学ぶべき事は多いと思います。
概要 :
ソフトウェアの UI(User Interface)デザイン案をプロトタイピングにより検証することは 有効である。現在、様々なプロトタイピング手法が存在しており、今後、ソフトウェアの解決 すべき課題に対して適切なプロトタイピング手法を用いることが重要になってくると考えら れる。本論文では、プロトタイピング手法実践を通し、Jesse James Garrett の提唱するユー ザーエクスペリエンスの 5 段階モデル各段階に対して、代表的な3つの手法(「ストーリーボ ード」、「カードソーティング」、「ペーパープロトタイピング」)の効果的な選択方法を提案す る。プロトタイピング手法の実践は、企業にて使用される交通費精算システムの UI 改善を対 象とした。システム利用者にインタビューを実施、その課題点を抽出し、3つの手法を実践し た。実践後、交通費精算システム利用者に対しウォークスルーを行い、評価を実施した。その 結果、ユーザーエクスペリエンスの 5 段階モデル各段階において効果的なプロトタイピング手 法を提案することが出来た。プロトタイピング手法を適切に用いることにより、迅速な課題解 決策の提供が可能になると考えられる。
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