開発現場へのみえる化モデルの提案と事例研究 ~プロジェクトが転ぶ前に手を打とう!~
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発表場所 : SQiP研究会
紹介文 :
プロジェクトの失敗リスクを予兆となるシグナルを事前に察知し対策をする「みえる化モデル」を提案しています。たとえば、リスク管理表の分析結果や、進捗管理データ、残業時間の推移、未解決課題数などを定量的に判断し、失敗する前に対策を打つ取り組みに役立つ内容です。成功プロジェクトを増やす開発プロセスを検討したい方にお勧めします。
概要 :
ソフトウェア開発プロジェクトにおいては、生産されるソフトウェアそのものや、プロジェクトに携わるメンバの活動状況など、目に見えにくいものが多い。それが原因となり、開発プロセスやプロダクトの品質低下、コスト超過、スケジュール遅延などの様々な問題が起こるだけでなく、そういった問題の発見の遅れがプロジェクトを混乱に陥れている。
このような問題を解決するために、目に見えにくい活動やソフトウェアを「見える化」することが重要視されており、様々な取り組みがおこなわれている。しかし、こうした活動をスタッフ部門が主導して推進しても、開発現場には根付かず、思うように成果が上がらないという悩みを抱えるプロジェクトが多い。
そこで、当分科会では、まず開発現場へ実際に適用できる「みえる化」のモデルを提案し、続いてプロジェクトの問題を未然に発見するための「シグナル」の「見える化」の事例研究をおこなった。また、「みえる化」の成功のために必要なポイントについての検討もおこなった。
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