欠陥パターンと検出テクニックを用いたレビュー手法の提案と そのトレーニング教材の有効性評価の報告 - DPDT 法による欠陥の検出速度及び検出精度の同時向上 -
ダウンロード数: 475回
発表場所 : SQiP研究会
紹介文 :
上級レビューアの欠陥検出テクニックの1つ『欠陥情報をパターン化して蓄積した「欠陥パターン」とレビュー対象を照合して、欠陥混入箇所と欠陥内容を推測することで、素早く且つ高い精度で欠陥を検出する方法』を、初級・中級レビューアも活用できるように、欠陥パターンに一般的に知られている欠陥検出テクニックを紐づけたレビュー手法『DPDT法』を考案している。
また、手法の提案に留まらず、実践で活用できるようにするために、反復練習型トレーニング教材「チョコ・トレ」も開発されている。
この学習教材はレビューアだけでなく、仕様書作成者にとっても非常に有用なものとなっている。
概要 :
当研究チームでは、レビューにおける欠陥の検出漏れを予防する方策について検討した。
調査の結果、上級レビューアはレビュー経験で得られた欠陥情報(欠陥、及びレビュー 対象の内外に見られる欠陥混入の兆候)をパターン化して蓄積しており、この欠陥パターンとレビュー対象を照合して欠陥混入箇所と欠陥内容を推測することで、素早く且つ高い 精度で欠陥を検出していることが確認できた。 我々は、初級・中級レビューアもこの方法 を活用できるよう、欠陥パターンに一般的に知られている欠陥検出テクニックを紐づけた、 DPDT 法を考案した。また、初級・中級レビューアが DPDT 法を効率よく学習できるよう、 反復練習型トレーニング教材「チョコ・トレ」も作成した。
実験の結果、「チョコ・トレ」を使用した反復練習により身につけた DPDT 法の活用で、 レビュー時の欠陥検出速度及び検出精度が向上するという結果が得られた。
↑