開発現場におけるUCD アプローチ実践の課題― ネットプリントサイト改善のための仮想UCD プロジェクトを通して ―
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発表場所 : SQiP研究会
紹介文 :
開発済みのシステム(Webサイト)に対して、要件定義/開発/評価の三つのフェーズに置いて、どのようにUCD(人間中心設計)の手法が活用できたかを考察しています。UXD(ユーザ体験デザイン)という言葉が広まる前に広まった用語ではありますが、内容的にはほぼ同じです。ペルソナシナリオ手法やプロトタイピング手法をUMLと比較検討したりし、特に付録の実際の検討シートの内容は多くの読者がUCD/UXDを疑似体験できるものとなっています。
概要 :
ソフトウェアの利用品質の向上を目指し、開発ライフサイクルの中にユーザのニーズや要求を取り入れていくためのアプローチである「 UCD( User-Centered Design:ユーザ中心設計)」に注目が集まっている。そこで本稿では、同手法の効果を確認した昨年の研究成果を踏まえ、実際のソフトウェア開発現場にUCD手法を適用していく上での実践ポイントと課題を明らかにする。特に、分析・評価の対象を実際のネットサービスに置き、開発工程を要求分析・設計・評価の3つの段階に分けて、各工程から得られる知見と導入効果を詳細に考察することで、開発現場におけるUCD手法の導入メリットを具体化する。
同時に、3つの異なるスキルが求められる工程での手法導入を通じ、ソフトウェア技術者が新たに習得すべきスキルを意識することで、今後の研究への端緒としたい。
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