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SQuBOK分類 :
年度 : 2014年   分科会 :
紹介文 :
PJに大きな影響を与える要求管理プロセスの作業品質の向上が注目され、さまざまな企業で改善が継続的に取り組まれている。例えば、仕様が曖昧である、要求が決まらないといった課題は頻繁に挙げられ、その対処法も明確には提示されていない。弊社においても要求管理に関する課題は様々あり、PJのスムーズな進行を阻害する一因になっている。特に、コンシューマ製品開発における要求管理は、さまざまな関係者とのやりとりに課題が多く、また、市場動向等の外部要因による変動要素の影響が大きく難易度が高い。そこで、2011年下期より、要求管理を専任として担当する仕様担当者を中心とした関係者とのやりとりの課題改善や仕様担当者自身の作業品質の向上へ主軸を置いて改善活動を推進してきた。本活動では、影響の大きな要求定義の工程に対し、要求に関わる関係者へのヒアリング結果や過去の記録から問題を分析し、要因に応じて課題への施策を実施してきた。その結果、要求・仕様変更の低減や残件の早期解決など仕様合意の早期化や開発の混乱の低減に貢献した。本報告では、これまでの活動のうち、主な課題である、①要求変更が多い・要求・仕様が決まらない、②仕様合意が曖昧である・仕様変更が発生する、③変更発生により開発が混乱する、という3つの課題についてその施策を紹介する。
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