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SQuBOK分類 :
年度 : 2019年   分科会 :
紹介文 :
我々はモバイル端末向けゲーム開発におけるEnd to Endテスト(以下E2Eテスト)の自動化に取り組んでいます。これらE2Eテストは1回のテストに10分以上もかかる長編テストとなるため、テストケースの記述にはコストがかかりますし、テスト結果は外乱の影響を受けやすく不安定で失敗の原因分析が必要となります。

これらに対する取り組みとして、テストケースの記述についてはキーワード駆動型テストフレームワークを導入してシナリオと端末操作処理を分離しています。またテスト結果に対しては、当初は実行ログと端末画面のスクリーンショットで確認していましたが、テキストで出力されたログは非エンジニアにはわかりにくくスクリーンショットは欲しいタイミングの記録ができるとは限りません。そこで端末の実行画面を動画として保存しそこにログ情報を字幕として重ねることで両者の欠点を補うことにしました。
これにより、非エンジニアへ直感的な動画での説明ができるようになっただけでなく、テスト実行時の「端末の処理内容」と「テストスクリプトの処理内容」が見えるようになったことで、テストエンジニアは自動テストを改善するためのツールを手に入れることができました。

現在はまだ自動E2Eテストの改善に着手し始めた段階ですが、同様にテスト自動化に立ち向かう方々へ参考となるように我々の取り組みを紹介します。
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