開催概要

第105回品質管理シンポジウム

日程

テーマ 顧客価値の創造活動と品質経営力のさらなる強化
~ 顧客のソリューションを提供し、顧客価値を最大に向上するビジネスモデルによる、新たなTQM活動の展開 ~
日 時 2017年11月30日(木)~12月2日(土)
会 場 オークラアクトシティホテル浜松
(静岡県浜松市中区板屋町111-2 TEL:053-459-0111)
主 催 一般財団法人 日本科学技術連盟
後 援 一般社団法人 日本品質管理学会

趣旨

中條 武志
第105回品質管理シンポジウム
主担当組織委員
㈱小松製作所
代表取締役社長 兼CEO
大橋徹二
近年、企業を取り巻く環境は極めて早く、大きく変化しており、これまで実施してきた、顧客の製品に対するニーズをとらえ、それをいち早く開発する事を得意としてきた日本の企業は、新興国の技術レベル向上により、製品の差別化が困難になり、また価格競争に巻き込まれることにより収益性低下や経営の継続力低下が課題となっています。特に、市場規模が急拡大する国々では、これまで日本で培ってきたビジネスモデルそのままでは成り立たず、これらの国に合ったソリューションへの変革が求められています。

この様な状況下においては、これまでの商品の生産・販売を通じた顧客の満足度向上活動だけにこだわらず、新たな顧客価値の創造をめざし、顧客の懐に入り込み、顧客と同じ視点で顧客の問題点解決(ソリューション)をより積極的に提供することにより、付加価値を提供する、いわば「サービスを提供するビジネス」への転換が必要となってきています。

これに対応するため、これまで日本企業も「ビジネスソリューション」という合言葉のもと、顧客満足度を向上する取組みを行ってきましたが、顧客はこれまで製品販売・製造を実施してきた我々企業を、製品の提供者の視点でしか見てきませんでした。 この視点では、たとえ顧客と密接な関わりを持ったとしても、顧客が製品を使う範囲での情報入手が主で、顧客がビジネスで本当に困っている情報の詳細を十分に取り込むことが出来ません。

ここでは、これまでの顧客のニーズを取り込んだ商品開発力の強化による顧客満足向上活動に留まらず、顧客のビジネスに積極的に入り込むことにより、顧客が抱えている真の問題を十分に理解するとともに、その解決のために、企業がこれまで培ってきた技術やスキル・ノウハウそして、それを持った人材を有効活用し、顧客の問題解決を導く事により、顧客価値を創造し、「お客様にはなくてはならない存在」となることにより、お客様が我々を選び続けていただける活動展開を、日本企業のこれから進むべきアプローチ方法の一つとして提案させて頂くとともに、これについて皆さんと一緒に考えていきます。

今回はその第一弾として、顧客へのアプローチ方法のあるべき姿から始まり、顧客価値の発見方法、そして我々企業における従業員のパラダイムシフトにより、これまでの“製品のみを通じた顧客対応という視点”からの脱却、そして重要となる経営トップのリーダーシップ、組織・部門間のサポート体制づくりと顧客価値の実践度の確認指標に至るまでの内容を議論します。

組織委員

猪原 正守
猪原 正守
大阪電気通信大学
教授
大橋 徹二
大橋 徹二
(株)小松製作所
代表取締役社長(兼)CEO
佐藤 和弘
佐藤 和弘
トヨタ自動車(株)
常務役員
鈴木 和幸
鈴木 和幸
電気通信大学
名誉教授
津田 純嗣
津田 純嗣
(株)安川電機
代表取締役会長
中條 武志
中條 武志
中央大学
教授