ブックタイトル品質管理シンポジウム第100回記念史

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概要

品質管理シンポジウム第100回記念史

第5章|歴代組織委員が語るQCSの思い出く訳には参りません。馳せ参じる次第です。思想統一に役立った夜の部のコンパ今から25年前、組織委員の1人であったダイワ精工社長の杉本辰夫氏は、1990年に、過去25年間を振り返り「シンポジウムの思い出」として、当時の「ノミニケーション」という記事で語られています。夜の部になると、杉本辰夫氏の部屋か、今泉益正氏の部屋に、ゆかた姿で集まり、石川馨先生を囲んで、一杯飲みながら、喧々諤々とディスカッションをするのです。企業人の方も、企業のQCよりも、日本のQCを語り合うのです。石川先生は、必ず、若い先生、若い事務局の人に声をかけられ、問いかけられました。言いたいことをズバズバ言われる割りに、決して怒られたり、興奮されたりしない思いやりのある素晴らしい度量と胆力をお持ちの方でした。最後は「色々あらーな」と、とぼけられるユーモアで「閉会」でした。最近の著書「稲盛流コンパ」で、京セラ本社には、100畳の和室があり、「酒を酌み交わすのです。心をさらけ出すのです」という最強組織を作る究極の飲み会の紹介がありましたが、QCシンポジウムの夜の部は、いわば、「最高の思想統一」を図るコンパでした。「組織委員の先生方へお願い」1毎回、良いご意見をまとめて頂いてご苦労様ですが、聞き流すだけで実践されなくては、意味がありません。実践できることは、誰がいつまでに、どのように進めるかを決定し、実践し、積み上げて下さい。2各主担当がご自分の得意分野を担当するだけでなく、時々、中長期の課題を取り上げ、2~3回ばかり、主担当が交代しながら、積み上げてスパイラルアップすることも考えて下さい。たとえば、現在のTQM、品質経営、デミング賞関連の問題など。3時々、「道場破りの異端児」も迎えて、「正」「反」と対決させて「緊張」させ、「止揚する(アウフヘーベン)」討論も必要かもしれません。39