顧客価値創造 エグゼクティブフォーラム

開催趣旨

昨今、VUCAの時代と称されるほど、ビジネスにおける不確実性が高まり、将来の予測も困難と言われています。
そんな中、顧客に選ばれ続ける企業として成長していくためには、いかに顧客価値を創造し、それを実現していくのかが重要となってきます。

当財団主催「品質経営懇話会」「品質管理シンポジウム」においても各社の顧客価値創造への取組の在り方を含め、その重要性について議論を深めて参りました。

本フォーラムでは、新たな顧客価値を創造し、社会課題の解決に向けた取り組みを進めている企業に登壇いただき、各社の顧客価値創造の考え方、その実現のための取組をご紹介いただきます。

「顧客価値創造と組織能力強化の連携」について、先進企業の実践事例を発信(紹介)することで、産業界にこれからの品質経営の在り方、についてその概念を広く普及して参りたいと考えております。

これからの品質経営の在り方 図:これからの品質経営の在り方

本フォーラム参加のメリット

  • (1)先進3社の「顧客価値創造」と「組織能力向上」の実践事例が聴け、
    自社の今後の品質経営推進の参考にできます。
  • (2)描いたビジネスモデルをどう組織能力に落とし込むか、のヒントを得ることができます。
  • (3)「品質経営懇話会」で先進企業トップが示した品質経営の在り方を知ることができます。

開催概要

日 時:2020年3月12日(木)13:15~17:15
会 場:日本科学技術連盟・東高円寺ビル地図
参加主対象:企業・組織の役員、経営幹部
募集定員:80名
参加費:34,000円(税別)
お申込みはこちらから
13:15~13:25 主催者挨拶、事務連絡
13:25~13:50

品質経営先進企業トップが示したこれからの品質経営
品質経営懇話会での検討内容~

佐々木 眞一氏
一般財団法人日本科学技術連盟理事長、トヨタ自動車 株式会社 元副社長
13:50~14:35

企業講演1:
コニカミノルタにおける顧客価値創造と組織能力向上

内田 雅文氏
コニカミノルタ株式会社 取締役 常務執行役
14:45~15:30

企業講演2:
富士ゼロックスにおける顧客価値創造と組織能力向上

佐藤 義和氏
富士ゼロックスマニュファクチュアリング株式会社 常務執行役員
15:30~16:15

企業講演3:
前田建設工業における顧客価値創造と組織能力向上

小原 好一氏
前田建設工業株式会社 相談役
16:20~17:15

登壇者による総合討論

コーディネータ:佐々木 眞一氏
パネラー:内田 雅文氏、佐藤 義和氏、小原 好一氏
13:25~13:50

品質経営先進企業トップが示したこれからの品質経営
品質経営懇話会での検討内容~

佐々木 眞一氏 一般財団法人日本科学技術連盟理事長、トヨタ自動車 株式会社 元副社長
佐々木 眞一氏
今日、ますます厳しさを増すグローバル競争の中で生き残っていくためには、長年にわたって培ってきた品質を原点とする経営に磨きをかける必要があります。「“品質”こそが日本の産業競争力をより高め、世界に負けないための最大の武器」という視点に立ち、日科技連は2017年10月に品質経営懇話会を創設しました。第109回品質管理シンポジウムで発行した「令和大磯宣言」のキーメッセージ「これからの品質経営の枠組みは、“顧客価値の創造”と“組織能力の向上”の両立・連携であるべき」は同懇話会の検討結果と一致しています。ここでは、同懇話会で品質経営先進企業トップが示した「これからの品質経営の在り方」をご紹介します。
13:50~14:35

企業講演1:コニカミノルタにおける顧客価値創造と組織能力向上

内田 雅文氏 コニカミノルタ株式会社 取締役 常務執行役
内田 雅文氏
コニカミノルタは、「課題提起型デジタルカンパニー」を目指し、お客様の顕在化している課題はもちろん、見えていない課題も先回りして、お客様と一緒に答えを導き出し、ビジネスや人間社会の進化を支える新たな価値を提供しています。祖業のカメラ・フィルム事業から培った材料、光学、画像処理の技術と、ICTやAIなどによるデータ解析を組み合わせ、バイオヘルスケア領域でのがんの個別化医療の実現や、オフィスの働き方改革や生産性・創造性の向上に貢献します。こうしたソーシャルイノベーション創出における鍵は、共有すべき「価値観(6Value)」、それを生み出す「イノベーションの仕組み」、それを体現する「人財力の強化」、そして「IoT時代を睨んだ取り組み」にあります。変革プロセスを含め「第10回企業の品質経営度調査」総合ランキング1位に輝いた同社の顧客価値創造と組織能力向上の取り組みをご紹介いただきます。
14:45~15:30

企業講演2:富士ゼロックスにおける顧客価値創造と組織能力向上

佐藤 義和氏 富士ゼロックスマニュファクチュアリング株式会社 常務執行役員
佐藤 義和氏
富士ゼロックスは、複写機からソリューション&サービスへの事業構造転換を早くから進めてきました。グローバル情報化社会の進展により、お客様の課題は、オフィスの課題から経営課題・社会課題へと変化しており、変化に対応できる企業であり続けることが求められています。
富士ゼロックスの価値創造の考え方、実際の価値創造の場やプログラム、それを支えるHRと仕掛け、体質改善運動(言行一致活動)、そして現在の Smart Work Innovation など、これからの品質経営の目指すことを“モノ”、“コト”両面から、品質の創りこみ、プロセス/技術面の変革など、顧客価値創造と組織能力向上の取り組みをご紹介いただきます。
15:30~16:15

企業講演3:前田建設工業における顧客価値創造と組織能力向上

小原 好一氏 前田建設工業株式会社 相談役
小原 好一氏
前田建設工業は、2019年に迎えた創業100周年を機として、従来のビジネスモデルである建設請負から、エンジニアリングとインフラサービスの融合により社会的課題を解決する「総合インフラサービス企業」への転換を目指す姿と位置付けました。同社は、1983年にTQMを導入し、1989年にデミング賞実施賞、1995年に日本品質管理賞(現デミング賞大賞)の受賞を経て培ったしくみを経営の基盤としつつ、CSV( Creating Shared Value )の思考にもとづき、持続可能な社会への貢献を通して存在意義を追求しております。講演では、価値創造に資するオープンイノベーションを促す独自性ある取り組みに加えて、組織能力を維持・向上するために不可欠なPDCA、SDCAサイクルを廻す主要なしくみについてご紹介いただきます。
後援: 一般社団法人中部品質管理協会
日本インダストリアル・エンジニアリング協会
一般社団法人日本品質管理学会